キッチンの材料①ステンレス天板

CASA

2013年08月22日 17:46

旧盆も終わり、お仏壇のあるご家庭はホッと一息ということろでしょうか。
私の実家も仏壇があるので、旧盆・お正月は慌ただしい日を過ごすことになりますが、普段会うことがない親戚や従姉妹達とのお喋りは楽しいものです
しかし天ぷらをひたすら揚げ続ける役目の私としては、天ぷらさえなければ・・・と、この日ばかりは天ぷらが敵に見えて仕方ありません


さてご存じの通り?CASAではオーダーキッチン、オーダー収納を作っています。
そのキッチンを構成している材料を少しずつご紹介していきたいと思います
今回は天板によく使うステンレスについて。
うちが天板に使うステンレスは”ヘアライン仕上げ”と言う、髪の毛ほどの細かい傷をつけた、多少傷がついても目立たない仕上げのものを使っています。
”鏡面仕上げ”というピカピカした仕上げのものもありますが、こちらは傷が入るとすごく目立つので、天板にはあまり使用しません。


ステンレス天板のメリットは何と言っても熱、水、汚れなどにも強いのでガンガン使って頂けること。傷はつきますが、それも「」かと思います。大きな傷が出来た場合、ヘアラインの目に沿ってこすると、傷が目立ちにくくなります。
そして勘違いされがちですが、ステンレス天板自体からサビがでることはないのですが、空き缶などを放置すると「貰いサビ」をしますしかし、出来たばかりの貰いサビはスコッチブライトなどで擦るとおちますので、貰いサビを放置しなければ問題ありません。
普段のお手入れは、手垢や水垢はメラミンスポンジで、少しキズがついたらスコッチブライトでのお手入れで十分です。

11年前に取付したお客様の所へ年に1回浄水器のカートリッジ交換でお伺いするのですが、ステンレス天板が凄くキレイなんです11年も経っているので、それなりにキズなど入ってはいますが、お手入れをキチンとされているからかサビはもちろん、汚れてもいません。私も見習わなきゃ!!と、お客様の元を訪れるたび考えさせられます。

そしてステンレス天板の場合、シンクと一体で製作するので、人工大理石天板のようにシンク周りのコーキング処理がなくキレイに仕上がります天板とシンクが一体という事は、コストダウンにもつながります。人工大理石天板の場合は、天板(人工大理石)と、シンク(ステンレス)は別に作るので、その分コストがかかります。

ステンレスはシャープな印象を与えますが、モダンな空間はもちろん、ナチュラルな空間にも合います。ステンレスがサシ色として、空間を引き締めている感じがします。


どうでしょう?私の拙い説明で少しはステンレスについて知っていただけたでしょうか?
懲りもせず、次回は人工大理石についてやってみたいと思います

(安里)


沖縄のオーダーキッチン・オーダー収納家具のスタイル提案|CASA(カーサ)





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