ＣＡＳＡ｜オーダーキッチン、オーダー家具

キッチンの材料に「メラミン」というものがあります。
紙に熱硬化樹脂を含浸させ、高温高圧で成型した厚み0.4~1.2mmの化粧材です。
傷や汚れに強く、お手入れもしやすいのでキッチンにはもってこい！な材料で、
カーサでは扉材やカウンター（天板）としてよく使っています。

お客様からは、木口が剥がれてこない？水が浸透して膨れてこない？とよく聞かれます。
欠けることはあるかもしれませんが、これまで剥がれたと聞いたことはありませんし、
芯材がベニヤなので膨れることはありません。
（芯材がパーチクルという砕いた木材を圧着成型した材料だと膨らみます）
デメリットは、天然木のような経年変化が楽しめないこと、でしょうか。

単色や木目、柄物、ステンレス調と沢山の種類がありますが、床や壁、家具の色などを聞き取りし、
より空間に合いそうなモノ且つ、お客様の好きな色（柄）を選んでもらっています

扉材としては、工場で製作したものと、メーカー製作したものがあります。
形状はいろいろとあるのですが、大まかに3種類紹介します。

①製作した扉材
曲げ加工が出来ないので角が直角になります。
扉の中にガラスを組み込んだりができますし、施工中の急な加工に対応ができます。



②メーカー製作した扉材
曲げ加工が出来るので、見た目にキレイです。
こちらは現場加工が出来ないので、発注に慎重になります


③メーカー製作扉材
手掛り用の溝があるので、取手を付けたくない方におススメです。


カウンターとしては食器棚にはよく使うので、それ以外の用途でご紹介します。

洗面カウンター①
メラミンカウンタ―の上に洗面ボウルを乗せたタイプ。
水は跳ねると思いますが、染み込まないので、シミになりません
サッと拭きとればOKです


洗面カウンター②
メラミンカウンターとシンク（人工大理石）が一体になったタイプ。
シンク周りのコーキング処理がないので、汚れが溜まることがありません

今日は「メラミン」についてのご紹介でした。
和紙調や抽象柄などたくさん種類があるので、いつか何かに使ってみたい


昨日はウンケーを終えた後、地元で道ジュネーを見ました。
エイサーを踊っている子達を見ていると、自分達が踊っていた時の事を思い出しました。
踊っている最中、ちょんだらぁがヤカンを持って水分補給に来てくれるので、助かる
と勢いよく飲んだら、中身は島酒（私お酒は大好きですが、島酒は飲めません）
一瞬にして青い顔になった二十歳の夏でした