キッチン天板の素材について

今日は、天板の材料の一つ、フィオレストーンのご紹介ですおすまし
フィオレストーンは天然水晶を主成分とし、樹脂を配合することにより、天然石の風合いを持ちつつ、
自然素材の欠点であるもろさや汚れの染みこみを克服した素材です。

表面の硬さを確かめる為、試しに人工大理石とフィオレストーンにシャーペンで傷をつけてみました。
人工大理石はスーッと白い線が入り、フィオレストーンは全くの無傷でしたGOOD
ただ、硬いからと言って天板の上で直接包丁を使うのはNGです。あと、熱いお鍋の直置きも変色や
ヒビ割れなど不具合が起こる恐れもありますので、必ず鍋敷きをお使い下さい注意

フィオレストーンの主成分は水晶なのでとても硬く、ミカゲ石と同様の加工で石工事になります。
L型キッチンになると繋ぎ目はコーキング材での接着になります。
そして設置後の加工が出来ないので、発注は慎重に。
キッチン天板の素材について

ちなみに、人工大理石は木工用の機械が使える柔らかい素材なので、加工がしやすいです。
専用の接着剤で接着し、研磨をすると薄い色の場合、繋ぎ目はほぼ分かりません。
ただ、濃い色だと繋ぎ目が分かるぐらいのラインが出てきます。

フィオレストーンの魅力は、やはり人工大理石にはない質感。
コレクションによってカラーに特徴がありますが、ジュエリーを散りばめたような輝きがあるモノ、
大きめの粒が天然石の風合いを醸し出しているモノ、天然石を切り出したかのような深みのあるモノ
さまざまな色柄はキッチンに高級感を与えてくれます。

アイカ工業HP
https://www.aica.co.jp/products/counter/artificial-marble/fiore-stone/lineup/

高級感はお値段にも反映されていて、ステンレスや人工大理石と比べるとかなり高額になります。
ただ、キッチンは一度設置すると10年以上は使いますし、長い時間居る事が多い場所なので
気に入ったモノをお使いになられて、楽しい空間にして頂けたらなぁ、と思います。
オーダーでしたら、お金を掛けない所を選ぶことも可能です!
天板を気に入ったフィオレストーンにして、機器のコストを下げる、収納のカタチを変える、
コストダウンの方法も色々ありますので、お気軽にご相談くださいニコニコ


お知らせがあります!
私と石川が所属する、沖縄県インテリアコーディネータ協会が20周年を迎えます。
色々な催しがある中で、第一弾として苔テラリウム作りのワークショップが開催されます。
人数制限ありますが、興味がありましたら是非ご参加くださいニコニコ
https://ic-okinawa.com/kisetsu20221112/

(安里)



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